不眠症
症状や治療について
不眠症には
・入眠障害(寝付けない、寝付くまでに時間がかかって辛い)
・中途覚醒(寝ている途中に起きてしまう)
・早朝覚醒(朝4時のような普段と比べて早すぎる時間に起きてしまう)
・熟眠障害(日中怠くて寝た感じがしない)
の要素があります。
寝室環境の整備や食習慣・運動習慣の見直し、起床・就床時間の見直し、カフェインやアルコールの摂取制限などの睡眠衛生指導に従った生活習慣の改善を行うことが勧められますが、通りいっぺんではんく個々人の実情に沿って考えることが重要です。
薬物療法としては睡眠薬を用いることが基本ですが、睡眠改善を期待して漢方薬や抗うつ薬、抗精神病薬などを適宜使用することもあります。